南アルプス市という名称を始めて目にしたとき、驚きました。
『えっ、カタカナでいいの?』と。
あれから20年、山梨県南アルプス市にある日帰り温泉の、「天笑閣」をご紹介いたします。
甲府やその周辺にはたくさんの日帰り温泉があります。
たくさんありすぎて、どこに行こうか迷うほどです。
天笑閣へのアクセスはわかりやすく、とても訪問しやすい温泉施設です。
例えば甲府昭和ICからクルマで向かう場合、大きめな道路だけなので走りやすく道順も簡単です。
この記事では、実際の入浴レポート、施設情報、アクセスなどわかりやすく解説しています。
日帰り温泉の入浴先を選ぶときに役立つ情報が満載です。
ぜひお読みください。
山梨の日帰り温泉・天笑閣のおすすめ度
このセクションでは天笑閣の良い点・気になる点を整理して、総合評価しています。
天笑閣を、皆様に「強くおすすめ」します。

- pH10.4の高アルカリ温泉
- たっぷりの源泉掛け流し
- 温冷浴ができる
- 分かりやすい場所にある
- 混み合ってくると窮屈感のある浴室・浴槽
- 公共交通機関利用ではかなり不便な立地
- 少々お高いかな・・・
天笑閣の一番のウリは、間違いなくその泉質です。
pH値が10以上の温泉は、滅多にお目にかかれません。
お肌に優しいお湯をご希望のかたには、天笑閣はとてもいいと思いますよ。
特におすすめします。
源泉掛け流しの天笑閣|入浴レポート

2026年3月下旬に天笑閣を利用しました。(今回は2回目の利用)
筆者が実際に入浴して感じたことを、報告させていただきます。
入浴レポート
- 周辺環境
-
県道を山のほうにあがっていくと、その県道沿いにあります。
山の中ではありませんが、まわりは山ばかりという感じです。
周辺は、温泉らしい風情はあまり感じられません。
少々残念です。
駐車場はとても大きいです。
ゆったり停められます。 - 入館
-
自動ドアの玄関を入るとすぐに、男女で左右に分かれます。
そして下駄箱があります。
靴を置いて床にあがるとまた男女一緒に戻ります。券売機で入浴券を購入し窓口へ。
次の段取りが珍しいです。
筆者はたくさんの日帰り温泉を利用していますが、
ここ天笑閣だけの珍オペレーションだと思います。
係りの人から自分用の「マイ脱衣かご」を渡されますので、
それを持って脱衣所へ。
(マイ脱衣かごは、使用後は券売機近くの所定場所に自分で戻します) - 脱衣所
-

この日は混んでいました。
脱衣棚はたっぷり30名分くらいあります。
棚に困ることはなさそうです。
脱衣所やトイレはキレイでした。 - 浴室・浴槽
-
浴室に入った瞬間、高アルカリ温泉特有?のかおりが感じられました。
言葉で表現できない、独特なかおりです。
このかおりは、那須の芦野温泉と同質だと思われます。浴室はそれほど広くありません。
20名くらいが限界ではないでしょうか。浴槽は三つあります。
設定温度は次のように表記してありました。
・源泉浴槽 28~30度
・中温浴槽 39~41度
・高温浴槽 42~43度
筆者が入浴したとき、湯温計はそれぞれ28度、40度、42度です。
地元の人からは、『今日は少し熱いな』という声が聞こえてきました。
源泉と高温の浴槽は、常時たっぷりのお湯が掛け流しされています。
中温浴槽は、浴槽内の温度により注湯されたり止まったりしていました。浴槽は木製で「木曽さわら材」が使われています。
筆者はヒノキだと思い込んで入浴していましたが、あとで調べたら木曽さわら材でした。
木の浴槽は、その香り、その手触りがやさしいお湯と調和して、リラックス感がさらに増します。湯温ごとに浴槽を区分けしているので、一つひとつの浴槽はそれほど大きくありません。
特に源泉浴槽は小さめで、ゆったり体を伸ばして入ると3名が限界です。
今回は平日の14時くらいに利用しましたが、けっこう混んでいました。
特定の浴槽に人が集中してしまうことがあり、人との距離感が気になることがありました。
入浴客は地元の人、そしてやや狭い感じは、温泉地にある「共同浴場」に近いかもしれません。※露天風呂はありません。
- お湯
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ズバリ、最高のお湯です。
とにかく、お肌にやさしいです。刺激はありません。
肌がつるつるします。さすがpH10.4です。
おだやかな湯なので、ずっといつまでも入っていられました。お湯の色は無色透明に見えました。ちょっと舐めてみましたが、味は感じません。
浴槽の中のお湯をすくってみると、ほんのりと木曽さわらの香りがしました。やわらかいお湯が大量に掛け流しされています。
掛け流し派にとって、最高の満足感です。
温泉のすばらしさをダイレクトに感じました。温冷浴がおすすめの入浴法だと、浴室内に書いてありました。
筆者も試しました。
最初は源泉浴槽のほうが冷たくて慣れませんでしたが、
回数を重ねて体がなじんでくると、温と冷のコントラストがとても心地よくなりました。
普通の入浴よりも、もう一段体が軽くなった気がします。 - 清潔感
-
館内はお掃除が行き届いています。キレイです。
不快に感じるところはありません。
聞くところによると、館内リニューアルからそれほど時間が経っていないようです。
それもあって、全体的にキレイなのでしょう。 - その他
-
・シャンプー類は用意されています。ドライヤーもあります。
・大広間があり、入浴後はゆっくり休憩できるようです。(有料)
全体的な印象
とにかく「いいお湯」です。
その一言に尽きます。そのくらい、印象深い良いお湯でした。
温冷浴は、浴後にあまり汗をかきません。
それでいて体は適度にぽかぽかしています。
やや不思議な浴後感でした。
館内は全体的にキレイで整理整頓されており、とても気持ちよく利用できました。
また、スタッフのかたも対応がとても丁寧で、感じのよい接客です。
とても良い印象が残った施設でした。
天笑閣の立地場所がもう少し雰囲気がある場所だったら、さらに良かったと思います。
少しほこりっぽいような県道沿いに素っ気なく施設があるので、お湯がいいのにもったいないと感じました。
天笑閣の施設情報

施設情報
天笑閣の施設情報、温泉情報は下記の通りです。
訪問する時などにどうぞお役立てください。
(2026年3月の情報)
| 名 称 | 天恵泉白根桃源天笑閣 (南アルプス市営) |
|---|---|
| 住 所 | 山梨県南アルプス市駒場147-18 |
| 電 話 | 055-285-5001 |
| 公式HP | 南アルプス市 https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/onsen-tensyokaku/ 指定管理者 https://www.fitz-sc.com/shop/shirane/shirane.html |
| 泉 質 | アルカリ性単純温泉 (低張性アルカリ性低温泉) |
| pH値 | pH10.4 |
| 営業時間 | 10:30 ~ 20:00 |
| 定休日 | 月曜日 (祝祭日の場合はその翌日) / その他臨時休業あり |
| 入浴料 | 市外おとな入浴のみ700円 (2026年3月現在 ) 割引クーポンはこちら⋙ (ニフティ温泉のサイト)※2026年3月30日現在 |
| 駐車場 | あり・無料 (舗装 / たくさん停められます) |
| アクセス | 中央道甲府昭和ICから車で約30分 南アルプス市コミュニティバス1号車『市立美術館⇒芦安行き』で【天笑閣】下車 甲府駅から路線バス利用は『御勅使(みだい)』行きに乗り、 御勅使で上記コミュニティバスに乗り換えます。 ※上記の両バスは運行本数が極端に少なく、事前に十分な情報収集が必要です。 情報は公式サイトでご確認ください。 コミュニティバス https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/2187.html 路線バス https://ykbus.jp/route_bus/kofu_station_south_bus_terminal |
| 道路環境 | 施設は県道沿いにあり、場所はとても分かりやすいでしょう。 甲府昭和ICからは、交差点を3回曲がるだけで天笑閣に着きます。 国道と県道だけを走りますので、不安なく走れるでしょう。 国道20号を曲がったあとは、天笑閣まで緩やかな上り坂がずっと続きます。 途中の「信玄橋」からは、大きく美しい富士山がよく見えます。 この富士山を見るだけでも価値があります。 (天候により見えないことも多いようです) |
| 地 図 |
まとめ:山梨の日帰り温泉・天笑閣
ご紹介した天笑閣いかがでしょうか?
天笑閣は、そのやさしい泉質から、どなたにでもお勧めしやすい日帰り温泉です。
「午前中の利用」ならゆっくりとお湯を堪能できるでしょう。
天笑閣のおすすめポイント
天笑閣のおすすめポイントを、もう一度おさらいしてみます。
皆様におすすめしたい、やさしいお湯が特長のすばらしい温泉施設です。
天笑閣 おすすめポイント
- pH10.4を誇る高アルカリ温泉
- 源泉がたっぷり掛け流しされている
- 湯温の異なる浴槽があり温冷浴ができる
甲府周辺で日帰り温泉をお探しの際は、ぜひ天笑閣も候補に入れてください。
きっとご期待を裏切らないと思います。
ただし、人気のある施設であり、浴室がやや狭く混雑していると満足感がだいぶ後退しそうなので、
ベストな入浴は「平日の午前中」です。
ごゆっくりと、山梨の源泉掛け流し温泉をご堪能ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※上記はあくまで筆者の主観および個人的感想であり、
当該施設について内容を保証するものではございません。



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